儲かりまッか!?
「今日は徹夜で残業や。
心配せんでもオマエは帰ってええからな」


こんな大変そうな西野さんを残して帰れないよ!


「いえ!なにかお手伝いさせてください!!できることあったら言ってください!」

「でもオマエ今日高田と…」

「も、もちろん足手まといなら帰りますが…」


必死な私のカオを見て、最初はとまどっていた西野さんも折れたみたいだった。


「…わかった。そしたらこの資料集めてくれるか?」

「はい!!」





「ごめん、高田くん。今日行けなくなっちゃった…」
「ええよー。また今度行こうな!仕事がんばって!」

「うん!ありがとう、ほんとごめん!」


わたしは高田くんに謝って、さっそく仕事に取りかかった。



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