儲かりまッか!?
「入社してきたときからかわええっておもっとったし…。毎朝茶淹れてくれて…で、一緒に仕事するようになって、ボケっとしとんのに一生懸命なとことか、どんどん惚れていって…って、何言わすねん!」

照れて私をどつく西野さん。


「で、でも名前すら覚えてなかったのに…」

「あれは…っ、ほんまは最初っから名前なんて知っとったけど、照れ臭くてついあんなこと言ってもうたっていうか…」


そうだったんだ…

でも西野さんがそんな風に思ってくれてたなんて…


どうしよう、すごく嬉しいかも…



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