俺様先輩と私
スゲー煙
「ケホッ………おばあちゃ……」
心愛の声を頼りに進んだ
「おじいちゃん!」
「心愛か?………早く逃げなさ……」
心愛は
「先輩手を貸して下さい!」
「あぁ!」
2人でおじいさんの肩を持ち一旦外へ出た
おじいさんを救急隊の人に任せ
再び俺達は家に入った
「心愛!お前外出てろ!」
「いやです!
私いないとおばあちゃんの居場所わからないじゃないですか!」
今は何言っても無駄だと思い黙って心愛について行った
そしてなんとかおばあさんを見つけ急いで外へ出た
出てすぐに家は燃え盛り崩れ落ちた
「おばあちゃん!おばあちゃん!」
「どうした?」
「意識がないの!」
俺は急いで救急隊の人を呼び病院に運んでもらった
「心愛?」
おばあさんを見送って心愛を見ると
バタッ
苦しそうに呼吸をしそのまま倒れた
「心愛!!」