俺様先輩と私
「えっと……そう言えば名前聞いてなかったのぅ」
「鳴海潤です。心愛とお付き合いさせていただいてます」
そう言うとおじいさんは微笑んで
「そうか、心愛の………どうか仲良くしてくれ」
「………あの子守ってあげて」
俺達の会話にふとおばあさんが入ってきた
「私はあの子を責めることしか出来ないんじゃ……
誰かのせいにしてないと気が狂いそうで……あの子には悪いことをしていると思っている」
おばあさんは心愛を嫌っている訳じゃない
ただどう接していいのかわからないのだろう
「心愛はずっと俺が傍にいます。安心して下さい」
それだけ言うと
2人共優しく微笑んだ