俺様先輩と私
あっという間に放課後になり
「心愛………やっぱり明日に……」
「いいから!行くよ!」
私は光の手を強くひきバイトに向かった
「こんにちは!店長!先輩いますか?」
「潤なら……多分厨房だろ。新作のケーキ作ってる」
厨房ね
「光、ここ座って待ってて」
光をカフェの席に座らせて
私は厨房に向かった
「先輩……光と………」
厨房を覗くと真剣にケーキにデコレーションしている先輩がいた
不覚にも
ドキッとしてしまった
「先輩!」
「……あぁ心愛か………」
「光がいます。会って話をして下さい」
先輩は一瞬暗い顔をしたけど
「分かった」
そう言って今出来たばかりのケーキを持って光の元へ行った