俺様先輩と私



あっという間に放課後になり



「心愛………やっぱり明日に……」


「いいから!行くよ!」


私は光の手を強くひきバイトに向かった


「こんにちは!店長!先輩いますか?」


「潤なら……多分厨房だろ。新作のケーキ作ってる」


厨房ね


「光、ここ座って待ってて」


光をカフェの席に座らせて

私は厨房に向かった




「先輩……光と………」


厨房を覗くと真剣にケーキにデコレーションしている先輩がいた



不覚にも


ドキッとしてしまった



「先輩!」


「……あぁ心愛か………」


「光がいます。会って話をして下さい」



先輩は一瞬暗い顔をしたけど



「分かった」


そう言って今出来たばかりのケーキを持って光の元へ行った












< 40 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop