俺様先輩と私



「先輩は好きな人が………いるんですか?」


「あぁ」



この時目の前が真っ暗になった気がした


胸に大きな穴が開いたような………



あぁそっか









「好き………」


「何か言ったか?」

「いえ………」



先輩のこと好き









今になって気付くなんて


遅過ぎる



この思いは絶対伝えられない



「そう……ですか。

分かりました。今までお世話になりました」



私はそれだけ言ってカフェを後にした



理由は先輩に涙がバレないようにするため














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