俺様先輩と私



「何しに来た?」


「お母さんの誕生日プレゼントを届けに……」



おばあちゃんはお墓に添えた小さな花束を見て


「こんなもの持ってくるな!お前は私の大事な娘を殺した人殺しじゃ!」



そう言って花束を掴みおもいっきり地面に叩きつけた



「おばあちゃ………」


「お前の祖母になった覚えはない!」



私は一礼だけしてその場を去った














< 92 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop