殺人ゲーム
◆第1章◆戦い
タッタッタ…
学校が終わり友人と別れ、自分のマンションへと帰る。
いつもと変わらない日常…──。
「ただいまー」
「…───」
誰もいないのを知って言う。
「学校おつかれっ」
自分に話しかけベットに横になる。
いつもと変わらない日常…───。
こんな日々が毎日続いたって退屈なだけだ。
またいつものようにスウェットに着替え、冷蔵庫に入っているジュースを飲む。
いつもと変わらない日常…────。
あっ。
ジュースなくなっちゃった。
今度かってこなくっちゃ。
こんな日常が
退屈な日常が幸せだとは思いもしなかった。