殺人ゲーム
一回戦
グサッ───────
2人のナイフが同時に相手の腹部を刺すためにのびた。
「うっ…。」
私が香奈子の腹部を刺した。
「実………奈…」
私はボーっと香奈子の死にそうな姿をみていた。
「た…す……け……て…」
香奈子が手を伸ばして私の足をつかもうとしている。
私はわざとはなれていった。
「は?……………私を殺すつもりでここにきたんでしょ?私を殺そうとしてたんだから、私が香奈子のことを死なせても、許してよ。」
冷たい口で言った。
香奈子は…口を動かして何かをいいたそうにしていた。
親友を殺そうとしたんだから当然の結果だ。
それからずっと香奈子をみて思った。
友情ってこんなに簡単に崩れちゃうんだなぁ。
って。