白虎連合Ⅱ









瞬間、暗闇の中からライトが光る。

それはまるで、この瞬間を待っていたかのように。








大きなエンジン音と共に黒塗りのワゴン車が発進する。


向かう先は勿論、















「英寿くん!!!逃げて!!!」













私達は囮だった。







喧嘩を静めれば、私達は隊員達をまず分ける。

その中心に立つのは勿論、白虎総長の英寿くん。










分かっていたんだ、全部。









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