白虎連合Ⅱ
「と、云うわけで」
「付き合いましたー!!!」
夜、街で軽く集会している時だった。
幸せな報告を受けたのは。
紫織と蓮はめでたく恋人通しに。
なんとなく、そうなるやろなーって思ってたけど。
やっぱり嬉しいもので。
「蓮、ちゃんと紫織を幸せにしーや」
「当たり前っす!!!」
「紫織さんっ、よかったっすね!!!」
「えへへーっ」
既に手を繋いでいる二人はラブラブ。
聞いたところによると、やっぱり蓮も紫織の事が前々から好きやったみたい。
うん、お似合い。
「ゆいのお陰やでっ、ありがとう!!!」
感極まった紫織は私に飛びつき、ギュッと抱き締められる。
けど、全然嫌じゃない。
むしろ嬉しい。
.