白虎連合Ⅱ
バンッ!!!と扉を開ける音と龍の声。
思わず驚いた私は上半身を起こして。
って、え?
「すみませんでした!!!本間にすみませんでした!!!」
「ちょ、ちょ!!!」
「俺!!!何も知らんであんな事…、すみませんでした!!!」
ベッドに上り、土下座をしながら龍は何度も頭を下げる。
私は状況について行けず、ただベッドの隅に座り込むしか出来なくて。
「すみませんでした…」
震える声はとても小さく、下を向いているので龍の表情が分からない。
一つだけ分かるのは、
「龍、」
龍が泣いている、と云うこと。
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