白虎連合Ⅱ
「あーあ、もう今日は疲れた」
そう言って、私は布団を被り横になる。
いや、でも本当に疲れた。
ていうか泣き疲れた。
「そうですねー」
「龍くん」
「はい」
「どうして隣で寝ているのかな?」
「バレました?」
当たり前かの様に布団に入ってくる龍は、いつの間にか寝間着に着替えていて。
ってそれ寿のジャージやし。
ま、いっか。
「今日は許してあげる」
「ゆいさーんっ」
「暑いからくっつかんといて」
「ひでぇ!!!」
明後日は英寿くんの誕生日。
その前にバイクの傷直さな。
うん、無理。
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