白虎連合Ⅱ
きっと英寿くんは今日の誕生日会を喜んでくれている。
うん、きっとそう。
「いつの間にか白虎連合は最強と云われて、俺自身も最強の男と云われている」
それやのになんで?
「でもそれはお前達が俺を支えてくれたから、俺の力じゃない」
なんでそんな悲しそうな顔すんの?
「華風ゆい」
「は、はい」
急に名前を呼ばれ、思わず返事をする。
一瞬で皆の視線が私に集まって。
「お前も今までよく着いてきてくれたな」
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