白虎連合Ⅱ







雨が段々土砂降りに変わる。




バイクの下にはビニール袋に、スポーツ飲料。

私の上には龍。








「龍…?龍?!」








返事のない龍を急いで退かし、体を起こす。

そのまま龍の体はバイクの下に倒れ込んで。




金髪の髪が、









「龍!!!!」










赤く染まっていた。






とても時間がゆっくりに思えた。

でも、実際は一瞬で。








「…お前等ぁあああ!!!!」









バイクから下りて、龍が持っていた木刀を握る。

そしてバットを持つ、目の前の二人を睨んだ。






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