白虎連合Ⅱ
「あんま責任感じるなって」
「だって、うちがしっかりしてたら!!!」
「龍が大丈夫やって言ってるやろ?」
「でも…!!!」
私の背中に英寿くんの腕が回り、頭同様ポンポンと撫でてくれて。
その優しさに、逆に涙が溢れてくる。
嗚咽が止まらない。
「それに龍の役目はお前を守ることや」
「……………」
「分かってるやろ?お前かて」
「……うわあぁぁん!!!」
「あー、はいはい」
呆れたような声と共に、更に強く抱き締めてくれて。
SevenStarsの香りがする。
英寿くんの香り。
「あ…?ここどこ?」
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