゚。*゚甘い魔法にかけられて゚*。゚



私は勇気を振り絞り、あの…ミルク味キャンディーの包み紙に書いた言葉を言った。


「せ、先輩が好きだからっ…。。」



これだけ近いんだ、聞こえたよね。
うぅ~言っちゃったよ。。



「聞こえないぞ、声が小さいな…。」



何て言いながら、私をじっと見つめくる。


今日の先輩、いつも以上にいじわるな気がする。



「好きです…先輩のことが。」



きっと今、私の顔は尋常じゃないくらい真っ赤になってるだろう。



告白ってこんなにドキドキするものなの?どうなの?


好きって言ったら、
この後何言えばいいの?


付き合って下さいなんて、そんな滅相もない。


先輩と付き合うなんて考えてもない。


その前に先輩彼女いるかも知らないし。


私どうしたらいいの??



あぁ…恋愛小説、
一冊くらい読んでおけば良かったよ~。




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