゚。*゚甘い魔法にかけられて゚*。゚



「うそ…信じらんない…/////。」



先輩が私を…?


あの学校の王子様の先輩が…


ただの冴えない地味な私を?


夢?ううん、きっと先輩が私にそういう夢を見させるために魔法をかけたんだ。


そんな私の本のなかのような考えは、
先輩の甘い言葉で一瞬にして消え去る。



「信じさせてやる。」


「え?………………………っ//////。」




甘くかすれた声でそう囁いた先輩。


そして上から降ってくる甘く優しいキス。



「杏。」


「ふぅ…」


「綺麗だ。」


「//////」



先輩が言ってくれる言葉は、



永遠に解けることのない甘い魔法…。



私を変えてくれる魔法の言葉。





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