恋の勉強
恋を教えて。

「やっぱ花園高校にしてよかった!制服超かわいいし!」

今は桜が満開の春の時期。

そして今日から私は
高校生になる。


「みぃちゃん準備できた?」


お母さんが部屋に
私を呼びにきた。

「あら、可愛い!きっと一年生の中で一番みぃちゃんが可愛いわよ!」


「やめてよ〜お母さん…
それに私もぅ高校生だよ!?みぃちゃんじゃなくて名前で呼んでよ…」


「いいじゃないの!
みぃちゃんはみぃちゃんで!!
そういえば夏希は??」


「夏希ねぇは学校に行ったよ。」


夏希は私の姉で現在大学生。


デザイナーになりたくて
専門学校に行ってる。


「てか…なんで夏希ねぇは
夏希で私だけ美月って
呼んでくれないの!?」


「だって夏希と美月って
ややこしいじゃない。」


「ややこしい名前つけたの
お母さんでしょ〜!?」


「まぁまぁ…
それより遅刻しちゃうわよ?」


「あっ!やばい…
急ぐから車で待って!」


「はいはい…」
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