君と見た空~15才~

話し掛けてきたのが女の子と分かった瞬間、一瞬作った笑顔がすぐに不機嫌そうな顔になった。

相変わらず感じワルッ!


あぁ…こんな人と1年間やっていけるのか……?って本気で思った。

私たち3人は取りあえず言われた通りの場所に3枚の入部届けを置くと職員室を後にした。


廊下に出ると案の定、綾がブチ切れた。


「なにっ!?あのあからさまな態度!!マジムカつく!」


「まっ、まぁまぁ…」


そんな綾を宥めながら家路についた。




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