僕の上司は彼女です。
午後8時。
仕事も終わり、鈴木と待ち合わせの店にきた。
いつもはいきつけの焼き鳥屋なのに、今日はなぜか「洋風創作居酒屋」だった。
何でこんな小洒落た店なんだ!?
男2人で恥ずかしいだろ…。
大体、彼女できたんだからこうゆう店は彼女とこいよ!
そう思いながら店に入ったら
「あ、きたきた!
先輩、こっちこっち!」
対面式のソファーから手を振る鈴木と、あのコンパで見たことある女の子。
あれ?彼女同伴なのか…。それならそうって言っとけよ。
そう思いながらそっちに向かってたら、後数歩…てとこで鈴木たちの前に座る誰かが立上がり俺にペコリと頭を下げた。
「マリちゃん…」
だった。