僕の上司は彼女です。
注文したビールと、運ばれてきた料理をつまみながら楽しそうに話す女の子2人の話をきいていた。
彼女たちは高校の時からの友達らしい。
この前のコンパは鈴木の友達が集めてくれたらしくて、女の子達4人はみんな友達なんだとか。
仲良さそうにペチャクチャしゃべる彼女達の会話に入っていけない俺たちは、ポツリポツリ会話に入りながら飲んでいた。
おそらく…彼女たちの間で話合いがあったんだろう。
いわゆる「恋の相談」てやつだ。
だって…タイミングを見計らったように鈴木の彼女が…
「島崎さんって、すごく格好いいのにコンパにくるなんて彼女いらっしゃらないんですか~??」
変化球を投げてきた。