僕の上司は彼女です。
で、話題も何も浮かんでないのに何か発しなければ…!と焦り、空になったジョッキを見ながらとりあえず…
「なぁ~?」
…と呼んでしまったもんだから当然…
「ん~?」
…と返ってきてしまい…。
「あ~……その…あ、お前酒飲めねぇんだってな?」
まさかの地雷を自ら踏んでしまった。
言った後で、俺なんてことを……!!って固まったけど、隣りでチカもフリーズしてた。
「誰にきいたの?」
ほんのり顔を赤らめながら聞くチカ。
「……………社長。
や、でも!新歓の日の帰りに酔いつぶれたお前を介抱してる社長をたまたま見ちゃっただけで…」
さらに顔を真っ赤にさせるチカ…。