僕の上司は彼女です。
「よしよし。
じゃぁ、俺が口利きをしてやろう」
その言葉に平岡さんが神に見えた。
「えっ!まじっすか!?」
すぐさま飛付くと、平岡さんは鼻高々に話だした。
「俺の得意先…でもないか。まぁ、ちょこちょこ出入りさしてもらってんだけど、そこが人手不足だっつってたのを思い出してよ。
その会社はな、う~…ん…?
その何てゆうのか…建築事務所??なんだけど、リフォームからインテリアデザインまで家のことなら何でも…みたいな」
「でもそうゆうのって資格いるんじゃないんすか??」
「いや?そうは言ってなかったぞ??
何でも、社長が建築家なのかな?家の設計したり、有名な店や図書館建てたりそこそこ名の知れた男らしい」