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店へ入ると、恰幅のいい女性店員がすぐに「いらっしゃいませ」と声をかけてきた。

私は少しばかりドキドキしながら、面接を受けにきたことを告げる。

彼女はすぐに「あぁ、副島さんですね」と応え、事務所へと案内してくれた。

丁寧な対応に、少し緊張が解れる。


私は軽く深呼吸をすると、事務所のドアをノックした。
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