W☆
カウンターにカゴを置くと、背の高い男性が奥から急いで出てきた。
「いらっしゃいませ!」
深夜のコンビニ店員っていうのは、ちょっとさえない男性が一人で接客しているイメージが強い。
だけど、その店員さんは少し違った。
やけにさっぱりとしていて、愛想がいい。
私はそのイメージとのギャップに少し面食らった。
そして、その彼をまじまじと見てしまった。
歳は、私よりずっと若い…ハタチくらいだろうか。
大学生かもしれない。
きっと、初めてのアルバイトなんだろう。
だからこんなにも初々しいのかな…
そんなことをぼんやり考えていると、いつの間にか商品は袋詰めされており、彼は私がお金を出すのを居心地悪そうに待っていた。
「あっ…ごめんなさい、ボーッとしていて…おいくらでしたっけ」
もたつく私にも彼は嫌な顔もせず、もう一度金額を読み上げた。
そして、帰り間際には笑顔で「ありがとうございました」と声をかけてくれた。
「いらっしゃいませ!」
深夜のコンビニ店員っていうのは、ちょっとさえない男性が一人で接客しているイメージが強い。
だけど、その店員さんは少し違った。
やけにさっぱりとしていて、愛想がいい。
私はそのイメージとのギャップに少し面食らった。
そして、その彼をまじまじと見てしまった。
歳は、私よりずっと若い…ハタチくらいだろうか。
大学生かもしれない。
きっと、初めてのアルバイトなんだろう。
だからこんなにも初々しいのかな…
そんなことをぼんやり考えていると、いつの間にか商品は袋詰めされており、彼は私がお金を出すのを居心地悪そうに待っていた。
「あっ…ごめんなさい、ボーッとしていて…おいくらでしたっけ」
もたつく私にも彼は嫌な顔もせず、もう一度金額を読み上げた。
そして、帰り間際には笑顔で「ありがとうございました」と声をかけてくれた。