恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「もうっ。……当麻くんのイジワル」


頬をふくらませ、当麻くんの胸を軽くたたく。


当麻くんはそんな私を見て、ニッと笑った。


「今入って来たん、爺さんの友達。17時に待ち合わせしてるつってたからな。

もーすぐ爺さん帰ってくるし、オレもすぐ上あがるから」


「もう! ひとが来るってわかってて、なんであんなコトするの?」


「さやがどこまで耐えられるか、試しただけ。

あと、鶴との違いをしっかりさやの頭と体に刻みつけておこーと思ってな?」


当麻くんはお爺さんの友達に軽く頭を下げ、カウンターの中に入っていく。


お水の準備をしながら、私をチラチラ振り返っては、そんなコトを言いだした。



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