恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「……やだ」


「イヤそーに見えねーんだけど」


当麻くんは私のうしろから嬉しそうな声を出して、首筋に舌を這わせる。


「んっ……」


……ダメ。だって、こんな所で。


部屋のカギも閉まってないだろーし、また香純さん上がってきちゃったらどうするの?


「さや……、脱がしていい?」


「……やだってば」


「ていいながら、なんで無防備?」


当麻くんはスカートの中に手を入れてきて、優しく太ももをなで上げた。


うわ、ダメダメ。


足を強く閉じると、今度は前にまわってきて、唇にキスされた。


「当麻……く……ん」


「キス中、私語禁止」


唇をすんなり離してくれたかと思ったら、そんなコトを言われてしまう。





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