恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「ふふっ。今日当麻くんの家、ご両親いるんだよね?」
わかって言ったんだもーん。ちょっとイジワルしちゃった。
「あー……そうだった」
当麻くんは少し顔をしかめる。
やっと今、そのコトを思い出したみたい。
「お爺さんと香純さんに、あいさつして帰るね」
1階に下りるとふたりとも接客中だった。
お爺さんはカウンターで常連さんのお相手。
香純さんも、奥の席のお客さんとしゃべっていた。
ちょうど目が合ったお爺さんにだけ会釈して、お店を出た。
お爺さんは、いつも目を細めて、片手を上げてくれる。
そして「またいつでもおいで」って言ってくれるんだ。
……あの笑顔は、当麻くんにも似ていて、香純さんにも似ている。
ってコトで、お爺さんも昔はイケメンだったのかな?
今も、素敵に歳をとってはいるけどね。
わかって言ったんだもーん。ちょっとイジワルしちゃった。
「あー……そうだった」
当麻くんは少し顔をしかめる。
やっと今、そのコトを思い出したみたい。
「お爺さんと香純さんに、あいさつして帰るね」
1階に下りるとふたりとも接客中だった。
お爺さんはカウンターで常連さんのお相手。
香純さんも、奥の席のお客さんとしゃべっていた。
ちょうど目が合ったお爺さんにだけ会釈して、お店を出た。
お爺さんは、いつも目を細めて、片手を上げてくれる。
そして「またいつでもおいで」って言ってくれるんだ。
……あの笑顔は、当麻くんにも似ていて、香純さんにも似ている。
ってコトで、お爺さんも昔はイケメンだったのかな?
今も、素敵に歳をとってはいるけどね。