恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「へへっ。オレさ、最近当麻くんに……ちょっとケンカの仕方教えてもらった。
昨日はあんな格好してたし、なんか強気でさ。相手もビビってそのまま逃げてっちゃったよ」
得意気に話す鶴くんを見て、驚きを隠せない私。
月ちゃんのためにしてくれたのは嬉しいけど、当麻くんに教えてもらった……って、なんか複雑だよ。
暴力で片付けるのって、いけない気がする。
それはキレイ事なのかな……。
「……あ、ゴメン。オレの意思で殴ったんだからさ。
当麻くんのせいとかじゃないよ。オレが護身術に教えてつっただけだから」
当麻くんとの関わりで私の表情が曇ったのを読み取ってくれたのか、鶴くんはそんなコトを言った。
「ううん。……ありがとう、月ちゃんを護ってくれて」
「なんかさ。月ちゃんって、あぁ見えて女の子なんだなって思った。
タカくんが逃げたあともさ、オレの腕にずっとしがみついて、泣くのこらえてたから……」
昨日はあんな格好してたし、なんか強気でさ。相手もビビってそのまま逃げてっちゃったよ」
得意気に話す鶴くんを見て、驚きを隠せない私。
月ちゃんのためにしてくれたのは嬉しいけど、当麻くんに教えてもらった……って、なんか複雑だよ。
暴力で片付けるのって、いけない気がする。
それはキレイ事なのかな……。
「……あ、ゴメン。オレの意思で殴ったんだからさ。
当麻くんのせいとかじゃないよ。オレが護身術に教えてつっただけだから」
当麻くんとの関わりで私の表情が曇ったのを読み取ってくれたのか、鶴くんはそんなコトを言った。
「ううん。……ありがとう、月ちゃんを護ってくれて」
「なんかさ。月ちゃんって、あぁ見えて女の子なんだなって思った。
タカくんが逃げたあともさ、オレの腕にずっとしがみついて、泣くのこらえてたから……」