恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「そっかー。いいな~、私も行きたいなぁ」


わ! 月ちゃんよく言った! なんだかいつもの調子が戻って来た?


ドキドキワクワクしながら、ふたりの会話に耳をそばだてる。


「えっ、だったらぜひ来てよ! ホントは絹川くんや、さやちゃんにも来てもらいたかったんだけど……」


ドキ。鶴くんの遠慮がちな声が聞こえてくる。


「ねぇ、さや~! 絹川当麻も連れて一緒に行こうよ~っ」


月ちゃんが後ろから身を乗り出してきた。


「私もそうしたいんだけど。……当麻くんがねぇ」


「まぁ、同じ日に誕生日じゃねぇ~。

……なら、私に任せて。絶対『うん』って言わせてみせるよ!」


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