恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「あぁ、もうこーやって、毎日……さやとずっと引っ付いてる」


「こら~、一緒に住んでもずっと引っ付いてるわけにはいかないんだから~」


「わーってる」


当麻くんはギューッと私を抱きしめて、大きなため息をついた。


ため息……? どうしたんだろ。


「さやに会う度に、どんどん好きになる。毎回、『帰したくねぇのに』って思う。

ホント言うとな、今日だって……このまま」


「このまま?」


「……ヤりてー」


「ばっ、バカ!! 私と一緒にいたいんじゃなくて、エッチしたいだけなんじゃないのー!?」


もう、ムードぶち壊しだよ!


「ウソに決まってんだろ。エッチなし」


ウソかホントか、当麻くんニヤニヤ笑ってる。

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