恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「あっ、そうだね。気付かなくってゴメン!

さやちゃん、2階のオレの部屋使ってよ。……っと、場所は。そーだな」


鶴くんはちょっと考えた風にしてると、


リビングに入って、すぐに戻ってきた。


となりに……キララちゃんを連れて。


うわぁ、かわいいっ!


まっすぐで、艶のある黒髪ロング。


カチューシャで前髪を上げているせいか、黒がちな瞳が、余計に際立っていた。


お人形さんみたいな妹さんだぁ。


さっきチラッとは見たんだけど、こんなにマジマジと見るとまた印象が違う。


「オレ、今からビンゴあるし。

キララに案内させるから」


ニッコリ微笑む鶴くんに反し、


『イヤイヤ来ました』と言わんばかりの表情のキララちゃん。


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