恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
抵抗するも、全然意味なし。


当麻くんは私を軽々と抱き上げると、ベッドの上にそぉっとおろした。


横たわる私に、覆いかぶさってくる当麻くん。


上から見下ろされ、自分にも聞こえてきそうなほど、胸がドキドキと高鳴った。


「……ヤダ。やめよ? 鶴くんの部屋だよ」


「んあ? 別にいーだろ。あとでベッド整えときゃ、バレねーって」


イヤイヤ、そーいう問題じゃなくって!


「当麻くん……そろそろビンゴ始まるよ? 結構いい景品あるんだって!」


誤魔化そうとしたけど、そんなのが当麻くんに通用するワケもなく。


「そんなんいらねーの。……オレが欲しいのは、コレ」


そう言って、私の耳元に唇を押し当ててきた。


「あっ……」


甘い声が漏れてしまい、思わず口を押さえる。





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