恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
なに言っても聞かないよね……。


どうやって止めたらいい?


力を入れていた腕を緩め、目の前の当麻くんをジッと見つめる。


いきなり抵抗をやめたもんだから、当麻くんも一瞬動きを止めた。


「と……うまくん」


「ん?」


「どうせなら、もっとひとが来ない所がいいな……。

そしたら、ずっと一緒にいられるし。そこで……しよ?」


当麻くんを見上げると、少し目を見張って驚いていた。


あれ……。


ダメだったかな?


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