恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「誕生日のお祝い……、一緒にしない?」


私がそう言うと、当麻くんの眉間に皺が寄った。


あ……。マズッた。


「それ、ジョーダン?」


うわ、ヤバイ。カンペキ怒ってますよ~。


くるりとこっちを向くと、ニヤニヤして歩みよってくる。


「じょ……ジョーダンじゃ、ない……よ?」


「なにが楽しくて、鶴と一緒に祝うわけ?オレ、さやとふたりっきりがいーんだけど……」


ドキドキドキッ!


当麻くんに腕を絡められ、心臓が一気に跳ねあがった。





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