恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
完全にムシされてるとかじゃなく、電話の口調は優しいし、メールも冷たくはないんだ。
けどね、『会いたいな』って言っても、『悪ぃ、忙しいから』って言って断られる。
私があげたプレゼントのアクセはちぎれちゃったし、
なんだか私たちの絆まで……壊れていきそうで、怖かった。
「おし! さやは先に中入ってろな? オレちょっとこのバイク見てくから」
え? バイク?
お店の外でお兄ちゃんは、今私と一緒に乗ってきたバイクから降り、
すぐ側に停っている、大きなバイクを指差した。
「どんなひとが乗ってんだろな~、いいな。オレもこーいうヤツ欲しいな」
顔をキラキラさせてバイクを眺める姿は、まるで当麻くんを見ているみたい。
……ホント、ふたりともバイク好きだよね。
「わかった。じゃ、先に入ってるねー」
お兄ちゃんを外に残し、店の中へと入っていく。
けどね、『会いたいな』って言っても、『悪ぃ、忙しいから』って言って断られる。
私があげたプレゼントのアクセはちぎれちゃったし、
なんだか私たちの絆まで……壊れていきそうで、怖かった。
「おし! さやは先に中入ってろな? オレちょっとこのバイク見てくから」
え? バイク?
お店の外でお兄ちゃんは、今私と一緒に乗ってきたバイクから降り、
すぐ側に停っている、大きなバイクを指差した。
「どんなひとが乗ってんだろな~、いいな。オレもこーいうヤツ欲しいな」
顔をキラキラさせてバイクを眺める姿は、まるで当麻くんを見ているみたい。
……ホント、ふたりともバイク好きだよね。
「わかった。じゃ、先に入ってるねー」
お兄ちゃんを外に残し、店の中へと入っていく。