恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「私は、当麻くんのそばにいたい……です。

けど、当麻くんがこれからしたいコトに負担になるなら

一緒に住んだら迷惑かなって思ってきて……」


私がそう言うと、香純さんは私の手を優しく握り、ニッコリと微笑んだ。


「そんなコトあるわけないでしょ?

当麻は、『さやがいるから頑張れる』って、いつも言ってるわよ」


「え……?」


「当麻ね、ずっと手がつけられない位、筋金入りのヤンキーだったのよ?

それが去年の春から、多少マジメになったわねって思ってたら……。

なんでも、『今までとは違う、本気のオンナに巡りあった』って言うじゃない?」


ドキッ。


去年の春っていえば……


私と当麻くんが出会った頃。


その『本気のオンナ』は……私のコト?




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