恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「ねぇ当麻。今日は来るの早かったわね。片田さんの手伝いじゃなかったの?」


香純さんが、当麻くんに問いかける。


「あー。今日は違う……」


「だったら今日はココの手伝いはもういいから、

2階でさやちゃんとゆっくりしてきたら?」


香純さん、気遣わせてごめんなさい! けど、すごく嬉しい。


当麻くんがなんて答えるのか聞くのが怖くって、


カウンターに向き直り、冷めてしまったミルクティを口に含む。


「今日はそんな気分じゃねーな」って言われたりして……。


ドキドキ。


「あぁ……じゃ、ちょっとだけ」


そう言ったかと思うと、当麻くんは私の肩に……


そぉっと手を触れた。


――ドキッ!



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