恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
となりに座り、すぐに当麻くんの肩に頭を預けた。


「……珍しーな。さやからそんなんすんの」


「うん……だって、会うの久々だし。甘えたいな……って」


「マジで? じゃ、いっぱい甘えさせてやろっか」


そう言うと当麻くんは、私の髪を優しくなでる。


「……うん」


ドキドキする。


いつもなら、こんなコト言わないし、言えない。


けど、今日は……言いたくて仕方がなかった。


しばらく会わないうちに、当麻くんへの愛がますます増大しちゃったかな?


「……なぁ、なんか食うモン持ってねぇ?」


「えっ?」


当麻くんとの久々の再会に酔いしれようとしてたら、


いきなり、それっ!?


拍子抜けしちゃう……。


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