恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
――トントン。
うわ。
突然、階段をのぼる音が聞こえてきた。
当麻くんの胸に顔を埋めると、優しく抱きしめ返してくれた。
「……爺さん帰ってきたか?
あれ、爺さんの足音。大丈夫、この部屋までは来ねーから」
当麻くんは瞳を閉じ、笑みをつくる。
「お爺さんの足音……わかるんだ?」
「そりゃな。長年の慣れっつーか。ガキん頃、『この部屋で大人しく待ってろよ』って言われてな?
爺さんが仕事終えて2階にあがってくんのを、このソファに座ってジッと待ってたな……」
「そうなんだ……」
うわ。
突然、階段をのぼる音が聞こえてきた。
当麻くんの胸に顔を埋めると、優しく抱きしめ返してくれた。
「……爺さん帰ってきたか?
あれ、爺さんの足音。大丈夫、この部屋までは来ねーから」
当麻くんは瞳を閉じ、笑みをつくる。
「お爺さんの足音……わかるんだ?」
「そりゃな。長年の慣れっつーか。ガキん頃、『この部屋で大人しく待ってろよ』って言われてな?
爺さんが仕事終えて2階にあがってくんのを、このソファに座ってジッと待ってたな……」
「そうなんだ……」