恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「前にチラッとオレの話した時にさ……、『オレ、そーいうのとは無縁だな』って絹川くん寂しそーに言ってたから」


「そう……なんだ。でも、やっぱりふたりで……」


「さやちゃんとふたりの時間もちゃんと用意するし」


「……へ?」


「みんないる場所でいちゃつかれても困るしさぁ。オレの部屋勝手に使っていーから」


え……と。


それはそれで、困るかも。


私が避けない限り、人がいてもあんまり気にせずキスしようとする当麻くんだから。


そんな部屋があったら……、そりゃ、当麻くんの勢いは、止まらないでしょーに。


想像したら、また、ドキドキが止まらなくなってきた。





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