恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「鶴くんゴメン!さっき当麻くんに……鶴くんの話、したの。

そしたら、『オレを優先ししろ……って』」


「マジー?うわぁ、絹川くん、言うなぁ。オレもそんなこと言ってみたいよ」


「鶴くんが?」


あはは、意外性でドキっとするかも。


「じゃ、しょーがないね。わかった」


「せっかく誘ってくれたのに、ゴメンね。鶴くんのお祝いも、また別でするから許してね」


「いや、オレのは全然」


鶴くんはそう言ってたけど、なんだか悪いことしたなって思っちゃった。


だって、鶴くんだって誕生日。仲良くなった当麻くんに、お祝いしてほしいよね。


それに、当麻くんもそんな風にみんなにお祝いしてもらったこと、ないだろーから。




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