恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
うわぁ……ヤバい。


当麻くんがここまで強いって思わなかったし、見ているだけでなんだかドキドキしてしまう。


風邪ひいてる風の当麻くんだけど、心配ご無用。


もう全員倒しちゃって、残るはサングラスの男ただひとり。


その男の上に覆いかぶさって、嬉しそうに話しかけていた。


「さてと。どうしよっかな~。2度と悪さできねーように……してやろっか?」


「絹川……っ! いえ、絹川様っ! もう、しません! 許して!!」


サングラスの男は泣きじゃくって、当麻くんに何度も謝っていた。


「げっ! うーわ、マジかよ……。チビッてんぞ、コイツ」


当麻くんはイヤっそ~な顔でサングラス男から飛びのくと、渋い顔をしてる。


そしたら今頃……


お兄ちゃんと、その仲間たちがやってきた。


外からもの凄く大きなバイクの音が聞こえてきて、数台でこっちに向かってきているようだった。



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