恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「ちょっ……待て! 当麻風邪ひいてるだろ? さやにうつしたら……わかってるだろーな」
こんな時にまで、お兄ちゃんやめてほしい。
香純さんの前でシスコンはなくない!? カッコ悪いよ。
当麻くんはお兄ちゃんに近付くと、「ゴホッゴホッ!」と大きな咳をしてる。
「そーっスね。じゃ、マスク借りていースか?」
「当麻がマスクしたら見た目ヤバすぎだろ!!」
プッ……。確かにそうかも。
それで鶴くんがさっき持ってた木材持ってたら、カンペキ。
結局お兄ちゃんの相手は香純さんがしてくれて、当麻くんと鶴くんの3人で喫茶店を出た。
「鶴、悪いけど今日だけバイク返して」
当麻くんが鶴くんに言うと、鶴くんも快く承諾してくれた。
「もちろん。元々絹川くんのだしね。ホント、オレが不甲斐ないばっかりに。
ゴメン、さやちゃんを全然守れなかった……」
鶴くんが当麻くんに頭を下げると、当麻くんは腰を屈め、鶴くんの顔を覗きこんでる。
こんな時にまで、お兄ちゃんやめてほしい。
香純さんの前でシスコンはなくない!? カッコ悪いよ。
当麻くんはお兄ちゃんに近付くと、「ゴホッゴホッ!」と大きな咳をしてる。
「そーっスね。じゃ、マスク借りていースか?」
「当麻がマスクしたら見た目ヤバすぎだろ!!」
プッ……。確かにそうかも。
それで鶴くんがさっき持ってた木材持ってたら、カンペキ。
結局お兄ちゃんの相手は香純さんがしてくれて、当麻くんと鶴くんの3人で喫茶店を出た。
「鶴、悪いけど今日だけバイク返して」
当麻くんが鶴くんに言うと、鶴くんも快く承諾してくれた。
「もちろん。元々絹川くんのだしね。ホント、オレが不甲斐ないばっかりに。
ゴメン、さやちゃんを全然守れなかった……」
鶴くんが当麻くんに頭を下げると、当麻くんは腰を屈め、鶴くんの顔を覗きこんでる。