恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「なんてったって、彼女のお見立てだっつーし。いいじゃん、このブレスレット。
オレとさやもおそろいでつけるか?」
「彼女のお見立てって……えぇっ、それってまさか!」
当麻くんはハハッと笑うと、私を突然抱きあげバイクに乗せた。
「さ、早く帰ろーぜ。鶴のノロケなんか聞いてられっかよ」
「つっ……つるっ……鶴くん?」
「ゴメン、さやちゃんに黙ってて」
「ううん、いいよ。全然いいよ……。私もね、謝らないといけないコトがあるの」
驚いた。そう言えば鶴くん、竹刀サバキがタダ者じゃなかったの。
それって。なんとなく、通ずるモノが。
「鶴くんのフルネーム……知らなかった。
下の名前って、もしかして……」
「アハハ、同じクラスなのに悲しいな。
親が沖田総司や宮本武蔵が好きでさ……。剣豪、なんだよね」
“剣豪”! その名前、朝……誰かさんから聞いたハズ。
「月ちゃん……!」
「バ~イ、鶴」
当麻くんは私と鶴くんの話が途中だろうが、どうでもいいみたい。
片手をあげ鶴くんに挨拶すると、そのままバイクを発進させてしまった。
オレとさやもおそろいでつけるか?」
「彼女のお見立てって……えぇっ、それってまさか!」
当麻くんはハハッと笑うと、私を突然抱きあげバイクに乗せた。
「さ、早く帰ろーぜ。鶴のノロケなんか聞いてられっかよ」
「つっ……つるっ……鶴くん?」
「ゴメン、さやちゃんに黙ってて」
「ううん、いいよ。全然いいよ……。私もね、謝らないといけないコトがあるの」
驚いた。そう言えば鶴くん、竹刀サバキがタダ者じゃなかったの。
それって。なんとなく、通ずるモノが。
「鶴くんのフルネーム……知らなかった。
下の名前って、もしかして……」
「アハハ、同じクラスなのに悲しいな。
親が沖田総司や宮本武蔵が好きでさ……。剣豪、なんだよね」
“剣豪”! その名前、朝……誰かさんから聞いたハズ。
「月ちゃん……!」
「バ~イ、鶴」
当麻くんは私と鶴くんの話が途中だろうが、どうでもいいみたい。
片手をあげ鶴くんに挨拶すると、そのままバイクを発進させてしまった。