恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「オレもそろそろケータイ買えたいし……一緒のに、するか?」


「ホントにっ? 嬉しい!」


布団に巻き付くようにして、当麻くんをギュッと抱きしめた。


当麻くんのケータイには、まだキララちゃんのストラップがぶら下がってるのかな。


ふと、そんな考えが頭をよぎる。


そしたら、それを読んだかのように当麻くんが話し始めた。


「……ストラップのコトは、謝る」


「え……?」


「あれな。キララが大好きなキャラらしーわ」


「へぇ……」


「誕生日ん時、鶴んち行ったろ? あん時にさ、キララにちょっと言いすぎたって思って

帰りに着替えついでにキララの部屋覗いたんだよな」


「うん」


「そしたらな、あん時借りたTシャツのキャラの人形がたくさん飾ってあって

よくよく聞いたら、キララのお気に入りの服貸してくれたらしーわ」


ウソッ!


あのヘンなキャラクターが!?



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