恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「そーか、そーか。ならいーけどな?」


当麻くんは満足そうに微笑むと、名残惜しそうにストラップを見つめていた。


「あ……そうだ。キララちゃんが当麻くんとデートするって言ってた話、あれってなんなの?」


「へっ? あぁ、アレなぁ」


鶴くんと顔を見合わせ、ふたりで苦笑してる。


「えっ、なになに?」


「……バイクの免許取んのに、同じ教習所だったのな。

そこにキララがいつもついて来ててさ、顔見る度にデートとか抜かしやがって」


なんだぁ~! そういうコトだったんだ。


デートじゃないし!!


「教習所って……当麻くん免許持ってるよね?」


「鶴は、普通二輪。オレは、大型二輪」


「……えっ? 違いがあるの?」



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