恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「おぅ。今までよりもっとスゲーのに乗れる。それ、18歳から取れんの。

もうずっと楽しみにしててなー。いいバイク、片田さんがくれるっつーしな?」


18っ?


そっか……。当麻くん、留年してるもんね?


「アハハ、卒業までずっと原付なのかと思った」


「まっさか。原チャリだったら、さや乗せらんねーし?

やっぱ背中からギュッ! て抱きついてもらわねーと。な~、鶴?」


当麻くん、ニヤニヤして鶴くんを見てる。


「いやっ……オレ、まだふたり乗りとか」


「こないださや乗せたろーが! よく言うなコイツ」


その言葉に、月ちゃんが反応!


「うそっ、聞いてないよ? 私よりなんでさやが先なの!?

やっぱまださやが……」


ケータイなかったし風邪ひいてたしで、


月ちゃんにはこの間、喫茶店であったコト話してないんだった。





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