恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
当麻くんは起き上がった途端に、両手で私の後ろ頭を抱え込み、


色っぽい視線を向けてくる。


吐息がかかりそうな距離に……


すっごくドキドキしてきた。


「なぁ、このままキスする?しない?」


もぉ、


意地悪~。


当麻くんは唇をついばむ真似をしながら……敢えて触れないんだ。


そんな事されたら、


私からしちゃう。







唇を合わせようとすると、当麻くんは突
然横を向いたから、


そんな私は、ほっぺにチュ。


あれ。


ん……でも、たまにはこれもいいかも。




当麻くんのほっぺ、肌のキメが整ってて、すごく柔らかいの。


女の子みたいだねって言ったら、多分怒るから言わないけどね。







何度か軽く、チュってしてみる。


そのたびに当麻くんは、肩をすくめて喜んでいた。


「さや~、後で倍返し」


ニヤニヤする当麻くんは、後って言ってたくせに、


すぐ


キスのお礼参り?


に、やって来た。








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